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diary


by naorimba

バーモント大学

バーモント州に行ってきました。今回はソロリサイタルの最後の曲で、バーモント大学のパーカッションアンサンブルとネイ・ロザウロ作曲のマリンバコンチェルトを共演するというソロコンサート。そのほかにも地域活動の一環として、一般の方向けのトーク&デモンストレーション(話したり、弾いたりする)もしてきました。

で、このコンチェルトですが、演奏したのが久しぶりでした。最後にこの曲を弾いたのは忘れもしない・・・2004年の8月(あれっ。。。7月だったかな!?)に北京で中国国立交響楽団との共演。その日の北京は歴史的?集中豪雨!楽屋に着いた私の気に入っていたジーンズのひざ下までどろどろで、捨てなければならなくなったこと。この日のステージで初めて舞台上で滑ったこと。(自分ではそれなりに美しく滑ったつもり・・・)交響楽団の打楽器奏者がニューヨークとドイツのフェスティバルで一緒になった知り合いだったこと。雨にも負けず、万里の頂上にいったこと・・・。なんだか一気にたくさんの思い出がよみがえりました。また中国にいきたいな。

で、今回のお仕事。アンサンブルとのリハ時間は1時間。曲自体は20分。この1時間でコンサートレベルに仕上げるので、飛行機内では、どこからリハをするか、段取りを決めたり、57ページにわたるスコアを手に、頭で歌ったり、書き込んだり、一人で喜んだり、焦ったり繰り返していました。たぶん行動が傍目には変だったのでしょう・・・・。隣の席の女性に大丈夫?と聞かれて、“大丈夫になるはずなんですけど、まだ大丈夫じゃないんですっ!” と素直に言うと、1時間位ごとに“大丈夫に近づいてる?”って、きいてくださって・・・。私も“近づいてる! 近づいてるっ^0^”、と、4時間半のフライトで、4回!! まったく同じ会話を繰り返しました。 素敵なアメリカ人女性でした。こうやって曲にまつわる素敵な思い出がたくさん増えていきますように(祈!) 
by naorimba | 2006-03-15 15:12 | 仕事